住宅内の快適性は私たちの健康に直接影響を与えるものです。人類が他の動物に比べて飛躍的に寿命を延ばしたのは住環境の快適性によるものでしょう。住環境の整備は私たちの寿命に直結しているといえるものですから、最もプライオリティーの高い項目です。快適性の確保は何をおいても優先されるべきなのです。
しかし、快適性の向上は、少なからずエネルギーの消費を増加させてしまいます。健康の維持と節約とを秤にかければ健康の維持が優先されるべきと考えますが、しまなみ式自立循環型住宅plusでは消費エネルギーを削減しつつ住環境の快適性を実現しています。限りある資源を節約し有効に活用しなければ、未来の快適性は確保できないと考えているからです。