どんなに寒い家でもストーブに点火すれば温かくなるのですから、快適な家とは、家の性能が低くても、高性能な暖・冷房設備があれば達成できるのです。しかし、それではランニングコストが掛かって仕方ありません。良い家は、高い快適性を低いランニングコストで実現できるものでなければなりません。
しまなみ式自立循環型住宅plusでは、住宅から排気される熱エネルギーや地中熱を回収し、暖・冷房費のコストを飛躍的に低減しています。また、安全で安定な気密断熱技術の開発で、建物から直接逃げていく熱エネルギーは、とても小さいものとなっています。床暖房のような高性能な暖房機器が必要となるのは、その家の断熱性能が不十分であるからなのだと、私たちは考えています。