もったいないから残す・・・
瀬戸内の古住宅を高断熱・高気密で増改築
発行所/(株)日本住宅新聞社
2007年9月5日発行
広島県尾道市から四国・今治まで、点在する島を橋でつないだ「瀬戸内しまなみ海道」の2つ目の島が因島。造船と鉄鋼で栄えたこの島だが、今は往時の勢いがなく、若者は島を出て、人口は減少して2.7万人。それでも最近は造船が活況で島民に活気が戻り始めている。そんな因島で古い民家を高断熱・高気密に再生・増築した家があるというので取材にいってみた。
施主の岡野晴美さんは東京から22歳の若さで因島に嫁いだ。「若かったから・・・」といって昔を振り返るが、それでも「もう東京には住みたくない。因島の生活がとても好きだ」という。 |
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